Time for another journey

アラサー♀のリーマンパッカーです。主に旅の備忘録です。数年前の旅のことも書きます

パレスチナ(ベツレヘム)にバンクシーを見に行きました。(2018GW③)

 

エルサレムベツレヘムまでバスで移動し、バンクシーの作品を見に行きました。

 

 

先日、日本でもバンクシーについて話題になっていましたね。

旅行行く前にもう少し勉強しておけば良かったと若干後悔していますが、バンクシーの作品をいくつか見てきましたので、ご紹介します。

ja.wikipedia.org

 

エルサレムからベツレヘムまではバスで移動

ダマスカス門近くのバスターミナルからのバスに乗りました。

エルサレムからのバスを降りると、タクシードライバーの熱烈アピール。

断ったら次のドライバー、その次・・・とエンドレス笑

結局、「①ベツレヘムの観光②バンクシーの作品を見る」とリクエストをしてドライバーを決めました。

 

ベツレヘムを回る

まずは、パレスチナイスラエルの対立を感じる、分離壁のポイントに連れて行ってもらいました。

 

壁の高さは想像を超えていました。

バスでイスラエルパレスチナはバスで移動できるのに、どうしてこんな刑務所みたいな高さの壁が必要なのか不思議な気持ちになりました。とても違和感。

 

 

We can't live. So we're waiting for death. 

心にズンと来ました。語彙力がないので上手く表現できませんが、心が震えるような衝撃でした。なんて日本は平和なんだろうなぁ、と。

 

 

MAKE HUMMUS NOT WALLS 

平和のメッセージですね。

フムスはすごく美味しいので、この旅行中に何度も食べました。

 手前の白いペースト状のものがフムスです。(ベツレヘムでも頂きました)

 

 

 バンクシー作品:ハト

最初に見たバンクシー作品だったのですが、街角に位置していて拍子抜けしました。

平和の象徴のハトが防弾チョッキを着ていて、照準が合わせられている・・・

いつか、全てのいざこざ(こう表現するのが適切か分りませんが)がクリアになった時に、このハトが防弾チョッキを外すことができればいいな、と思いました。

 

バンクシー作品?:天使

正直これがバンクシー作品かどうかは定かではないのですが・・・

タクシードライバーバンクシー作品だと言っていました。

この天使みたいに、みんなにハートを振りまく人になりたいな〜と思いました★

 

バンクシー作品:花束を投げようとしている青年

この作品はガソリンスタンドみたいなお店の建物の横に描かれていて、「え?ここにあるの??」と一番驚きました。

爆弾を投げ込むのではなく、花束が投げ込まれたら・・・痛烈な風刺ですね。

 

 

 

教会をいくつか

ベツレヘムキリスト教にとっても所縁がある場所とのことで、有名な教会がいくつもあり、観光客がとても多かったです。

・聖誕教会

・ミルク・グロット教会

・羊飼いの野の教会

 

この中で、聖誕教会が規模が大きく、観光客もとても多かったです。

キリストが生まれた場所を見学できるとのことで、楽しみにしていたのですが想像以上の行列で諦めました。(残念)

 

 

 

街の広場で休憩していたら、地元の子供が笑顔で近づいてきて、「俺の写真を撮ってくれ」とのことでした。なんて可愛らしい!

後ろにいる女の子(多分妹)も控えめだけどしっかり笑顔!

 

バレスチナビールを購入!!!

街を歩いていたら、パレスチナ産ビールの表示が!!!

お店の中には2種類ほどパレスチナと表記があるビールがあり、それぞれ購入

SHEPHERDS

TAYBEH 

 飲みやすくて、美味しいビールでした!!!

右:イスラエルのビール(読めない)、左:パレスチナのビール

 

まとめ

ベツレヘムへ訪れる前は、パレスチナ=危険 というイメージしか湧きませんでしたが、観光客も非常に多く(アジア人は非常に少なかった)、とても楽しいDAY TRIPでした。

タクシードライバーのおじさんが言っていました。

イスラエルパレスチナには、パスポートコントロールもなく、自由に出入りできるのだろ?でもパレスチナイスラエルは違う。俺はもう25年もエルサレムに行けていない。(行きたいのに)」

観光客にとっては、エルサレムパレスチナベツレヘム)間 は拍子抜けするほど簡単に移動できました。けれどもパレスチナで生活する人には確かに障害が存在しているんだと強く印象に残っています。

ベツレヘムエルサレムに帰る際は、パスポートを言ったんドライバーに預ける機会がありました)

"MAKE HUMMUS NOT WALLS"(壁ではなく、フムスを作ろう)

本当にそう思います。