パレスチナ(ベツレヘム)にバンクシーを見に行きました。(2018GW③)
エルサレム〜ベツレヘムまでバスで移動し、バンクシーの作品を見に行きました。
先日、日本でもバンクシーについて話題になっていましたね。
旅行行く前にもう少し勉強しておけば良かったと若干後悔していますが、バンクシーの作品をいくつか見てきましたので、ご紹介します。
エルサレムからベツレヘムまではバスで移動
ダマスカス門近くのバスターミナルからのバスに乗りました。
エルサレムからのバスを降りると、タクシードライバーの熱烈アピール。
断ったら次のドライバー、その次・・・とエンドレス笑
結局、「①ベツレヘムの観光②バンクシーの作品を見る」とリクエストをしてドライバーを決めました。
ベツレヘムを回る
まずは、パレスチナとイスラエルの対立を感じる、分離壁のポイントに連れて行ってもらいました。
壁の高さは想像を超えていました。
バスでイスラエル〜パレスチナはバスで移動できるのに、どうしてこんな刑務所みたいな高さの壁が必要なのか不思議な気持ちになりました。とても違和感。
We can't live. So we're waiting for death.
心にズンと来ました。語彙力がないので上手く表現できませんが、心が震えるような衝撃でした。なんて日本は平和なんだろうなぁ、と。
MAKE HUMMUS NOT WALLS
平和のメッセージですね。
フムスはすごく美味しいので、この旅行中に何度も食べました。
手前の白いペースト状のものがフムスです。(ベツレヘムでも頂きました)
バンクシー作品:ハト
最初に見たバンクシー作品だったのですが、街角に位置していて拍子抜けしました。
平和の象徴のハトが防弾チョッキを着ていて、照準が合わせられている・・・
いつか、全てのいざこざ(こう表現するのが適切か分りませんが)がクリアになった時に、このハトが防弾チョッキを外すことができればいいな、と思いました。
バンクシー作品?:天使
正直これがバンクシー作品かどうかは定かではないのですが・・・
この天使みたいに、みんなにハートを振りまく人になりたいな〜と思いました★
バンクシー作品:花束を投げようとしている青年
この作品はガソリンスタンドみたいなお店の建物の横に描かれていて、「え?ここにあるの??」と一番驚きました。
爆弾を投げ込むのではなく、花束が投げ込まれたら・・・痛烈な風刺ですね。
教会をいくつか
ベツレヘムはキリスト教にとっても所縁がある場所とのことで、有名な教会がいくつもあり、観光客がとても多かったです。
・聖誕教会
・ミルク・グロット教会
・羊飼いの野の教会
この中で、聖誕教会が規模が大きく、観光客もとても多かったです。
キリストが生まれた場所を見学できるとのことで、楽しみにしていたのですが想像以上の行列で諦めました。(残念)
街の広場で休憩していたら、地元の子供が笑顔で近づいてきて、「俺の写真を撮ってくれ」とのことでした。なんて可愛らしい!
後ろにいる女の子(多分妹)も控えめだけどしっかり笑顔!
バレスチナビールを購入!!!
街を歩いていたら、パレスチナ産ビールの表示が!!!
お店の中には2種類ほどパレスチナと表記があるビールがあり、それぞれ購入
SHEPHERDS
TAYBEH
飲みやすくて、美味しいビールでした!!!
まとめ
ベツレヘムへ訪れる前は、パレスチナ=危険 というイメージしか湧きませんでしたが、観光客も非常に多く(アジア人は非常に少なかった)、とても楽しいDAY TRIPでした。
タクシードライバーのおじさんが言っていました。
「イスラエル→パレスチナには、パスポートコントロールもなく、自由に出入りできるのだろ?でもパレスチナ→イスラエルは違う。俺はもう25年もエルサレムに行けていない。(行きたいのに)」
観光客にとっては、エルサレム〜パレスチナ(ベツレヘム)間 は拍子抜けするほど簡単に移動できました。けれどもパレスチナで生活する人には確かに障害が存在しているんだと強く印象に残っています。
(ベツレヘム→エルサレムに帰る際は、パスポートを言ったんドライバーに預ける機会がありました)
"MAKE HUMMUS NOT WALLS"(壁ではなく、フムスを作ろう)
本当にそう思います。
アンマンからエルサレムまで バスで行く。(2018年GW)③
ペトラからアンマンへ帰ってきた翌日、アンマンからエルサレムへバスでいきます。
ヨルダンのバス会社 Jett バス https://www.jett.com.jo/en/
行程① アンマン ー キング・フセイン・ブリッジ
行程③ 国境からエルサレムへ
行程① アンマンからキング・フセイン・ブリッジへ
アンマンのホテルから、キング・フセイン・ブリッジへはタクシーで。
GWということもあり、ホームページでチケットを予約をしておきました。
事務所でチケットを発券してもらいます。
バスは補助席含めて満席でアンマンを出発〜!
1時間ちょっとぐらいでヨルダン国境に到着。
荷物を持って、出国手続きへ。(なぜかARRIVALゲートの前で降ろされた)
行程② キング・フセイン・ブリッジからイスラエル入国
ヨルダン側のオフィスでパスポートを預けて、名前を呼ばれるまでひたすら待つ!
すごく時間がかかりました。日本ではありえないな〜っていうぐらいのスローな仕事っぷりでした。
(詳細を忘れてしまったのですが)下の紙切れが出入国カードだったような気がします。
出国税支払い後に下のチケットをもらいました。
ヨルダン側での手続きが全て終了したら、再びバス(アンマンから来たバスとは別)に乗り込みます。
周りの観光客についていけば、滞りなく、イスラエルに入力できると思います。
2018年時点では、申告せずともパスポートに入国スタンプを押されることはなく、入国カードがパスポートに挟まれてました。
入国後には一応、両替所もありました。
エルサレム向けのバスがいくつか止まってました。
私が乗ったのはバンタイプ。
乗車チケットと、荷物用チケットです。
GOLDEN WALLS HOTELの前に止まりました。
ヨルダン・イスラエル、ちょっとパレスチナの旅(2018年GW) ②
ペトラ遺跡2日目は、遺跡内を散策することに。
目的地は、入り口から最も遠いエド・ディル(The Monestery/ Ad-Deir)へ。
ペトラ遺跡の地図↓です。Wikipedia からお借りしました。
入り口が右下のVisitor Centerなので、左上のAd-Deirまでは結構距離があります。
エド・ディルに行くまでには、いろいろな遺跡を見ることができます。
感想としては、エル・ハズネを超えてから沢山の遺跡があるので、もし時間があればエル・ハズネより奥へ行ってみることをオススメいたします。
昔はどんなに賑わっていたのでしょうか。。
そしてビザンチン教会。
いろんな種類の動物や、春・夏・秋・冬の女神のモザイクにはとても感動しました。
エド・ディルは思ったより遠い!岩山を登っていきます。
距離があるので観光客の数もだんだん少なくなってきます。
陽を遮るものが何もないので、日焼け対策&お水は十分持参を。
途中ロバに遭遇しました。
エド・ディルに到着!
大きい!!!!
エル・ハズネと比較すると装飾も少ないのですが圧巻でした。
入口から中を覗いても何もありませんでした。
エド・ディルまでは2時間半ほどかかったと思います。
日帰りでペトラに訪問される場合は時間的にエド・ディルまで行くのは厳しいかなと思います。GWシーズンでも、昼間はとてもとても暑かったので、朝イチに行くといいかと思います!
シークをずっと歩いて行って、エル・ハズネが見えた時はやっぱり感動でした。
ガイドブックや、ブログに書いてあった「自称」ガイドには一切声かけられませんでした。なんでだろ〜